力を入れている治療

内視鏡

 昭和54年(1979年)岐阜大学医学部を卒業以来、33年間上部内視鏡検査、大腸内視鏡検査、内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)等に従事してきました。私が始めた頃に比べて、内視鏡検査で用いるスコープ等は格段に進歩、発展してきており、患者さんの苦痛も少なくなりました。とりわけ、今は島根県出雲市でクリニックを開業している宮脇哲丸先生(昔、飯田市で一緒に働いた友人です)たちが開発した経鼻内視鏡検査は咽頭反射がなくて(嘔吐がない)、検査を受ける患者さんのみならず、検査をする医師にとっても心理的な負担が少ない検査です(私自身も今まで胃カメラを十数回、大腸内視鏡検査も数回受けた経験がありますが)。経鼻内視鏡検査は、医師自身が自分の鼻から一人で挿入して検査ができるくらいに苦痛はありません(経口内視鏡検査では、そんなわけにはいきません)。以前、浜松市にある聖隷三方原病院消化器内科で内視鏡センター長をしていましたが、その時にはよくも聖隷にはこんなにいろいろな疾患に罹られた患者さんがみえるのか、と驚かされました。今まで多くの臨床経験をさせてもらいましたがその経験を踏まえて、より正確で苦痛のない検査と診断ができるように努力しています。毎月第3水曜日夜に東京で開催される早期がん研究会や毎月第2金曜日夜に名古屋で開催される東海胃腸疾患研究会をはじめ、日本内視鏡学会総会や日本消化器病週間(DDW)等に参加させてもらい、この分野における診断学や治療学の進歩に遅れないように心掛けています。

上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)について
 先にも述べたように経鼻内視鏡検査を採り入れています。患者さんの中には鼻の内腔が狭いため挿入できないことも時にあります。このような場合には経口的に検査を行いますが、苦痛のないよう愛護的に検査をしています。

大腸内視鏡検査
 大腸をきれいにするため、検査前に腸管洗腸液を1800ml飲んでいただきますが、昔にくらべて大変飲みやすくなりました。私が検査を始めた昭和50年代はスコープの性能や自身の技量の問題で盲腸まで到達するのに要する時間も長く、患者さんの苦痛も大きかったのですが、今では数分で盲腸まで達することがほとんどで、患者さんの苦痛もたいへん少なくなりました。病変を見逃さないよう【存在診断】のみならず、【質的診断】(炎症性疾患なら何か、腫瘍性なら上皮性か非上皮性か、悪性か良性か、がんか腺腫か過形成なのか、がんであれば深達度はどのくらいか、内視鏡的に切除してよいのかどうか、内視鏡的粘膜切除術EMRでよいのか内視鏡的粘膜下剥離術ESDが必要なのか否か)を拡大観察を用いて判断しています。

 いずれにせよ、上部・下部内視鏡検査を問わず、できるだけ苦痛を伴わず、早期に病変を発見し正確な診断をして内視鏡治療に結び付けていくことが大切だと思います。これからも安心・安全・正確な内視鏡検査ができるよう努めてまいります。

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