
「一般入院基本料4」から「地域包括医療病棟」 への変更のお知らせ
加納渡辺病院は、令和7年9月1日よりDPC病院から退出し、入院機能を「一般入院基本料4」から「地域包括医療病棟」に変更いたします。
地域包括医療病棟とは、令和6年診療報酬改訂にともない新設された入院基準です。
10対1の看護配置に加え、理学療法士をはじめとするリハビリ職、管理栄養士、看護補助者など多職種を配置し、
- 救急患者の受け入れ態勢の整備
- 医療資源を投入し急性期からの速やかな離脱
- 早期からのリハビリ、栄養管理等の提供によるADLの維持・向上、退院に向けた支援
- 適切な意思決定支援を行い早期の退院、在宅復帰を目指した医療・ケア
これらを包括的に提供する病棟です。
入院費の算定は、地域包括医療病棟入院料になります。簡単な処置及びこれにともに使用する薬剤や医療材料、検査料などは入院費に含まれます。手術やリハビリテーション料など含まれないものもあります。
加納渡辺病院はこれまで以上に地域の医療・介護事業所との連携を密にし、住み慣れた自宅や地域での生活復帰の一助になれるよう努めてまいります。
加納渡辺病院 院長 渡辺 寛