
このような症状はありませんか?
乳房にしこりを感じる
乳房が痛い・違和感がある
乳首から分泌物が出る
乳房の形が変わった
乳首がへこんできた
乳房の皮膚が赤くなっている
これらの症状は乳腺の病気や乳がんの可能性があります。
気になる症状がある場合は、早めに乳腺外来を受診してください。
乳がんにかかる女性は年々増加しています。乳がんは働き盛りの女性に多い疾患で、30代後半から増え始め、40代と60代に発病のピークがあります。
初期の乳がんは症状に乏しいことが多いため、早期発見のためには定期的に乳がん検診を受けることが必要です。40歳以上の方は2年に1回の検診が推奨されています。
検査の結果は当日に医師から説明を行います。
マンモグラフィは女性の認定技師が撮影します。
必要に応じて男性外科医師が視触診や超音波検査を行うことがあります。
担当医:渡辺 学
乳腺診療日時・ご予約
検診日時
月
火
水
木
金
土
午前
○
ー
○
ー
ー
△
午後
○
○
ー
ー
ー
△
△
土曜日の診察は第2・4週のみ(午後14:00~17:00)となります。
Webからもご予約できます
Web予約はこちらから
診察の流れ
症状がない場合
乳がん検診
当院は自費での検診を行っております。
検診はマンモグラフィ、乳房超音波検査を組み合わせて行います。
検診はマンモグラフィ、乳房超音波検査を組み合わせて行います。
検診料金(自費)
見逃しを防ぐ推奨セット
マンモグラフィ
+ 超音波検査
+ 超音波検査
5,500円(税込)
マンモグラフィのみ
4,400円(税込)
超音波検査のみ
4,400円(税込)
※視触診を希望される方はお申し出ください。
症状のある場合
保険診療
乳房のしこりや痛みがある場合、また乳がん検診にて異常が指摘された場合は、保険診療で視触診、マンモグラフィ、乳房超音波検査を行います。
腫瘤やその他異常を認めた場合は必要に応じて穿刺吸引細胞診や超音波ガイド下針生検を行い、良悪性の鑑別を行います。
結果に応じて、高度な治療が必要な場合は、最適な専門機関を即座に紹介します。
乳腺外来 診療の流れ
・自覚症状がある(しこり、痛み、分泌物など)
・市町村の検診で要精密検査の判定を受けた
・市町村の検診で要精密検査の判定を受けた
NO
自費検診
- マンモグラフィ
- 超音波検査
異常なし
検診の継続
異常あり
精密検診
YES
保険診療
- マンモグラフィ
- 超音波検査
- 穿刺吸引細胞診
- 超音波ガイド下針生検
高次医療機関への紹介
治療
経過観察 など
よくある質問
超音波検査とマンモグラフィのどちらの検査が良いのですか?
それぞれの特徴がありどちらが良いというわけではありません。
年齢や乳房のタイプ(乳腺と脂肪の割合)などを考慮して、適切な方法を組み合わせて診断をしていきます。
年齢や乳房のタイプ(乳腺と脂肪の割合)などを考慮して、適切な方法を組み合わせて診断をしていきます。
「マンモグラフィと超音波検査では片方で見えて、片方で見えないものがあるので両方を併用した方が、見逃しが少なくなります。」と説明をしています。
マンモグラフィーと超音波検査を併用した方がマンモグラフィ単独の場合より、感度とStage I乳がんの発見数が上昇すると報告されています。つまり見逃しが減り、治療可能な早いタイミングで病気が発見されやすくなるということです。
ただし併用した場合に偽陽性(精査が不要なのに必要と評価されること)が上昇するとも報告されています。これを防ぐためにマンモグラフィと超音波検査を別々ではなく総合的に評価することや、精度管理(講習会での認定など)が重要とされています。(ちなみに当院ではこの条件を満たしています。)
マンモグラフィーと超音波検査を併用した方がマンモグラフィ単独の場合より、感度とStage I乳がんの発見数が上昇すると報告されています。つまり見逃しが減り、治療可能な早いタイミングで病気が発見されやすくなるということです。
ただし併用した場合に偽陽性(精査が不要なのに必要と評価されること)が上昇するとも報告されています。これを防ぐためにマンモグラフィと超音波検査を別々ではなく総合的に評価することや、精度管理(講習会での認定など)が重要とされています。(ちなみに当院ではこの条件を満たしています。)
どちらか片方だけではだめですか?
1
「どちらか一方のみであればマンモグラフィをお勧めします。」と答えます。
超音波検査単独の検診での感度はマンモグラフィを凌駕するものではなく,またマンモグラフィでは証明されている死亡率低減効果は,超音波検査においてはエビデンスとして証明されていないからです。
超音波検査単独の検診での感度はマンモグラフィを凌駕するものではなく,またマンモグラフィでは証明されている死亡率低減効果は,超音波検査においてはエビデンスとして証明されていないからです。
2
「ただしマンモグラフィで高濃度乳房(デンスブレスト)を指摘されたことのある方や40歳未満の方は超音波検査の併用をお勧めします。」と付け加えます。
これらの方は乳腺の密度が高く、マンモグラフィ単独では病変がわかり難い事があるためです。
これらの方は乳腺の密度が高く、マンモグラフィ単独では病変がわかり難い事があるためです。
どの検査を受けるべきか不明な点がありましたらスタッフに気軽にお声がけ下さい。
検査方法
マンモグラフィー
乳房専用のX線装置で撮影します。両側の乳房を片方ずつ2方向撮影するので一般的には4回撮影します。一回の撮影時間は10~15秒程です。
乳房を2枚の圧迫板で挟むため圧迫感や少なからず痛みを伴います。しかし圧迫によって乳腺が薄く伸ばされることで、乳腺の重なりを少なくして病変が見つけ易くなり、また被曝の低減につながります。
痛みの程度には個人差がありますが、可能な限り痛みの少ないよう努めますのでご理解とご協力をお願いたします。
マンモグラフィを受けられない方:ペースメーカー装着、豊胸術後、妊婦、断乳後1年未満
乳房超音波検査
超音波は音の反射(エコー)で体内の状態をみる検査です。専用のゼリーを肌に塗り小さな装置を当てて撮影するため痛みやX線被曝はありません。
検査時間は10~15分程度です。
検診(自費診療)は女性技師が担当します。
検診(自費診療)は女性技師が担当します。
検診の場合、妊娠中や授乳中および断乳1年未満の方は原則受けられませんが、痛みなど症状がある方はご相談下さい。
穿刺吸引細胞診
超音波でしこりを見ながら、細い注射針で細胞を採取する検査です。取れた細胞を病理医が顕微鏡で確認をして診断をします。
針が細く麻酔が不要です。
患者さんへの負担が少ないです。
針を刺した部分が内出血する事があります。
採取される細胞量が少ない場合は確定診断が難しいことがあります。
超音波ガイド下針生検
超音波でしこりを見ながら、太い針を刺して組織の一部を採取する検査です。取れた組織を病理医が顕微鏡で確認をして診断をします。
針が太く局所麻酔が必要です。
患者さんへの負担は穿刺吸引細胞診に比べてやや多いです。
針を刺した部分が内出血する事があります。
穿刺吸引細胞診に比べて採取される細胞量が多いのでより正確な診断ができます。
★ 穿刺吸引細胞診、超音波ガイド下針生検の結果は1~2週間程度かかります。
マンモサンデーのご案内
10月第3日曜日は乳がん検診へ
当院では毎年10月第3日曜に行われる「ジャパン・マンモグラフィー・サンデー(J・M・S)」に参加しています。
これは仕事や育児で平日は忙しいという女性でも、気軽に乳がん検診が受けられるようにと始まった取り組みです。
これは仕事や育児で平日は忙しいという女性でも、気軽に乳がん検診が受けられるようにと始まった取り組みです。
当院ではこの日にマンモグラフィと超音波の検診を実施します。働く女性がいつまでも健康でいるために、この機会にぜひ検診を受けてみてはいかがですか?
予約時期が来ましたら院内掲示、ホームページ新着情報にてお知らせいたしますのでご参照ください。
患者さんのための乳がん診療ガイドライン
日本乳癌学会が発行している「患者さんのための乳がん診療ガイドライン2023年版」から、「乳がん検診」と「食生活、生活習慣、持病と乳がんの関係」の項を一部抜粋してご紹介します。
Q1 乳がん検診について教えてください
自分の乳房の状態に日頃から関心をもち、乳房を意識して生活することを「ブレスト・アウェアネス」といい、これは乳がんの早期発見・診断・治療につながる、女性にとって非常に重要な生活習慣です。
「ブレスト・アウェアネス」を身につけるために、以下の4つの項目を実践しましょう。
1
自分の乳房の状態を知るために、日頃から自分の乳房を、見て、触って、感じる(乳房のセルフチェック)
2
気をつけなければいけない乳房の変化を知る(しこりや血性の乳頭分泌など)
3
上記2の乳房の変化を自覚したら、なるべく早く医療機関を受診する
4
40歳になったら定期的に乳がん検診を受ける
Q62 食生活・生活習慣・持病と乳がん発症リスクについて:
乳がん予防のために心がけたいこと
乳がん予防のために心がけたいこと
ガイドラインには詳しい数字が記載されています。
また今回は抜粋しませんでしたが、「妊娠、出産、授乳と乳がんの関係」・「女性ホルモン補充療法、ピルと乳がんの関係」・「遺伝と乳がんの関係」などに関しても記載されています。
| 項目 | 閉経前 | 閉経後 |
|---|---|---|
| 肥満 | リスクを高める可能性がある | リスクを高めることは確実 |
| アルコール | リスクを高めることは確実 | |
| 大豆食品 | リスクが低くなる | |
| イソフラボンの サプリメント |
不明 イソフラボンのサプリメントを大量に摂取することは勧めない |
|
| 健康食品や サプリメント |
リスクが低くなることはない 摂取は勧めない |
|
| 乳製品 | リスクは低くなる可能性があるが、どのような乳製品をどの程度摂取すれば発症リスクが低下するかは不明 | |
| 喫煙 | リスクを高めることはほぼ確実 | |
| 受動喫煙 | リスクを高める可能性がある | |
| 運動 | リスクが低くなる可能性がある | リスクが低くなることはほぼ確実 |
| ストレス | 不明 | |
| 性格 | 関連なし | |
| 糖尿病 | リスクを高めることはほぼ確実 | |
気になる項目があれば、一読されることをお勧めします。
患者さんのための乳がん診療ガイドライン2023年版 を見る
お知らせ
日本乳がん検診精度管理中央機構の主催する超音波部門の更新講習会を受講してきました。
漢方コラム
乳房痛の漢方 ~女性ならではの悩みも~
乳房痛への漢方 加味逍遙散というストレスを緩和し、側胸部のつまりをとる生薬が配合されています。 またイライラやのぼせをさますオウゴンや薄荷は伊達ではありませ…

