
コラム– archive –
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薬膳と養生で骨粗鬆症予防!東洋医学における腎の役割
【その① 薬膳、養生】 東洋医学では骨は腎が司るとされており、骨粗鬆症の予防には腎の強化が重要となります。 東洋医学の腎は西洋医学の腎臓よりも守備範囲が広く、腎臓、膀胱に加えて、成長、生殖、老化の一連のライフサイクルや、臓器としては骨、歯、... -
最新型のDEXA骨密度測定装置(富士フィルムヘルスケア社製 ALPHYS LF)を導入しました。
【コロナ禍での巣ごもりフレイル、骨粗しょう症が問題となっています。転ばぬ先の杖として骨密度測定をしてみてはいかかでしょうか。】 最新型のDEXA骨密度測定装置(富士フィルムヘルスケア社製 ALPHYS LF)を導入しました。 この装置は従来の前腕での骨... -
春の元気をもらおう!モクレンとシンイ
【モクレンとシンイ】 木曽三川公園にきれいなモクレン(木蓮)の花が咲いていました。木に咲く蓮(ハス)に例えられるように高貴な美しさがあります。 大きくて毛が生えたつぼみは繭(まゆ)のようで、太陽に向かって花開く姿は羽化した蝶を思わせます。 ... -
『しめじ』と『えのき』で覚える!糖尿病の慢性合併症と定期検査
糖尿病ってどんな病気? 糖尿病とは、『インスリン』というホルモンの量が不足し、働きが悪くなることで血液中のブドウ糖(血糖)が多くなりすぎた状態(高血糖)が、長く続く病気です。 『インスリン』とは? 血糖が正常でいられるように調節する、膵臓か... -
昆虫食はゲテモノではない!古来から漢方薬として使われてきた虫さんの魅力
昆虫食が何かと物議を醸しています。 何事も慣れの問題は大きいと思います。エビ、カニ、シャコなどもよく見ると不気味ですが我々はありがたがって食べています。 人間関係でも見た目や第一印象が良くなくても、付き合っていくうちに魅力がわかってくる人... -
易経の教えを活かす!!コロナ時代のマスク着用
東洋哲学における易経 東洋医学を勉強しているとその背景にある東洋哲学にも興味がわいてきます。 東洋哲学の中で易経()は最高峰のテキストです。 論語を記した孔子が易経()を何度もすり切れるまで読んだというのは有名です。 易経()は現代の日本では占い... -
マスクをつけるのは誰のため? 個人の判断に委ねられたマスクの効能
『院内でのマスク着用をお願いします』 院内でのマスク着用をお願いした手前、マスクについて少し考えてみようと思いました。 マスク着用に関しては早く外したくて否定的な意見も多いですが、医療機関としてはコロナ意外にも目を向けてマスク着用のポジテ... -
春の薬膳 カレーで体と心を元気に!
春の薬膳 カレーで体と心を元気に! 春は芽吹きの季節です。少しずつ温かくなる春の陽気を上手に取り込みながら、冬に溜め込んだものを少しずつ脱ぎ捨てて、ストレスをためずにのびのびと過ごすことが大切な季節です。 東洋医学ではこれらの働きを肝が司... -
新型コロナウイルス感染へのツボ療法 その2 症状別のツボ
症状別のツボ 次に症状別のツボを記載します。前回の病期別のツボに加えて、特定の症状が強く出るようならば下記のツボを併用すると良いと思います。 発熱 ツボ:大椎() 悪寒がある場合でも、無い場合でも発熱に対して使用が可能です。 悪寒を伴う場合はカ... -
新型コロナウイルス感染へのツボ療法 その1 病期別のツボ
感冒様症状を緩和するツボを紹介 漢方薬不足対策としてコロナ、インフルエンザなどの感冒様症状を緩和するツボを紹介してみます。 病院での処方薬に併用して頂き、少しでも早く回復されるとよいなと思います。 始めに前回コラムで解説をした柴葛解肌湯())...