
沢山咸(たくざんかん) ~Boy meets Girl. Don’t think, Feel.~
沢山咸 Boy meets Girl. Don’t think, Feel.
咸は感のことであり、沢山咸は感じることの大切さを説いた卦です。
恋の感動を表すカタチ
卦の形を見ると、
若い女性を表します。
若い男性を表します。
沢山咸は沢(女性)の下に山(男性)がある形で、
男性がひざまずいて告白し、女性が喜び応える、若い男女の恋の感動を表しています。
すべては繋がっている
咸は「ことごとく」とも読みます。
沢山咸は、万物がことごとく互いに感化、影響をしあっている事も表しています。
これは全てがつながっているとするワンネスや縁起の考え方と言えます。
世界とのつながりを感じる上で「男女の恋の感応」が最も感動的で影響力があり、人間社会の根幹でもあるため、易経下巻の最初に沢山咸がおかれています。
古事記の国生み神話
私は沢山咸の卦から古事記の国生み神話を連想しました。
神話ではイザナギとイザナミの恋の感応から日本が生まれたとされています。
我々は神様の恋の感動の末裔であり、恋をして感動し、つながり合う様にできていると言えるのかもしれません。
良く感じるには?
良く感じるにはどうすれば良いのでしょうか。
易経はこう言っています。
自分を虚しくして、
相手を受け入れろ
“Don’t think, Feel.”
先入観や自己主張に引っ張られると物事が歪んで感じられてしまいます。
自分を空っぽにして、素直に相手を感じる姿勢が大切です。
ブルースリーの名言 “Don’t think, Feel.” ですね。
正しい感性を磨くことも大切
ただし易経も悪い物に無防備に感化されろとは言っていません。
ロマンス詐欺や甘い儲け話、怪しいインフルエンサーに感化されてはいけません。
また感じるがまま快楽に溺れたり、怨嗟に身を焦がすのが正しいとは思えません。何をどう感じるべきか、正しい感性を磨く事も大切です。
「沢山文庫」の構想
病院に本棚を作ろうと構想していた時に出た卦が沢山咸でした。
感性を磨き、自分の知らない世界を感じるには本は大切だと思います。
私の好きな東洋医学関連で面白いと感じた本を沢山紹介できるような本棚を作りたいなと思います。

