
『水沢節』 調節(チューニング)の時
水沢節
〜 調節(チューニング)の時 〜
水沢節の卦は、沢の水が溢れもせず、涸れもせず丁度よい水位で保たれている状態を表しています。あるいは適量のお酒がグラスに注がれている状態とも言えます。
水沢節はちょうど良い加減を保つことの大切さを説いた卦です。
また節は竹の節のことです。「節ありて竹強し」と言います。しなやかに伸びる竹の様に一節一節立ち止まって、再び進む事の大切さも説いています。
立ち止まって調節する
水沢節は立ち止まって調節(チューニング、メンテナンス)が必要な時です。
- 緩みきって不節制ではダメですが、かといって締めすぎて苦節となっても続きません。
- ホドホドに調節することで財産、健康、人間関係の傷害を防ぐことができます。徳のある行いをするにはどうすれば良いかを考えて、数量や程度を調節しましょう。
- 楽あれば苦あり、苦あれば楽あり。人生の節目、四季を意識してペース配分を調節することも大切です。
立ち止まって調節した後は再び進みましょう。
人生はその繰り返しです。
タロットカードの「節制」
タロットカードに節制(Temperance)というカードがあります。泉の水面と地面に足をつけた大天使ミカエルがカップの水を移し替えている様子が描かれています。
理想と現実、苦しみと楽しみなどの異なる二つを調節して中庸、バランスをとることの大切さを表すカードだそうです。
しかし「わかっちゃいるけどやめられない」ことも多く、節制はなかなか難しいです。
私自身を振り返ってみると、暴飲暴食や仕事の無理がたたって体調を崩したことがあるので節制が上手とは言えません。節制のカードのミカエル様にお仕置きをされてしまいそうです。
このコラムを書いたのを機に
ちょっと立ち止まって
人生を調節(チューニング、メンテナンス)し、
新たな一歩を踏み出そうと思います。

