外科
当院では、一般外科として外科系の疾患全般を幅広く診ることを基本としています。
頸部・乳房・胸壁の診察を始め、腹部、鼡径部、直腸・肛門部の視触診に至るまで幅広い範囲の疾病を対象に診療を行っています。
特に、乳腺外科・肛門外科などの専門性が必要な治療まで行っています。
手術を必要とする消化器疾患と乳腺疾患も多く、術後の早期復帰のため、看護部門・リハビリ部門を中心とした多職種協働によるサポートを行っています。
東洋医学にも力を入れており、メタボリックシンドローム、更年期症状やがんに対する支持療法としての漢方治療も行ってます。
また、救急医療機関として交通事故をはじめ多くの救急患者を受け入れしています。
内科
内科の診療は、高血圧、肥満、脂質異常、糖尿病、動脈硬化、メタボリックシンドロームなどのいわゆる生活習慣病の診療が中心です。感冒、咽頭炎、気管支炎、急な腹痛、下痢、便秘といった急病にも対応しています。
また、健診で異常を指摘された方の精査も行っています。
生活習慣病の患者数は年々増加してきています。最初にしっかりと必要な検査をし、病態を把握し、患者さんに適した治療法を選択させてもらっています。
内視鏡検査も行っており、「苦しみの少ない胃カメラ・大腸カメラ」を目指しています。
必要なときには近隣の総合病院と連携を取り、最適な医療を提供しいています。気軽に何でも相談してください。
肛門外科
直腸および肛門の病気を専門として扱う科で外科の一部門になります。
多くの方は「肛門科」と聞くと、まず恥ずかしいと感じる方が多いと思いますがそもそも肛門は消化管で、もっとも下部にあり直接皮膚に移行する部分であります。
粘膜下の静脈が発達しており、痔をはじめ多くの疾患が発症しやすい場所です。
痔は中高年の男性がなるものというイメージがあるかと思いますが、最近では生活様式や運動不足を原因に誰でも痔を発症する可能性が高くなっています。
当院では、豊富な経験を積んだ専門の医師が痔核(いぼ痔)、痔ろう(あな痔)、裂肛(切れ痔)をはじめとした肛門及び直腸の病気を扱っています。
整形外科
整形外科は骨・関節・脊椎・脊髄・末梢神経・筋肉・靭帯・腱などの疾患を扱う診療科です。
四肢、関節の骨折、脱臼、捻挫などの救急外傷をはじめ、腰痛などの脊椎疾患、膝や股関節の治療、骨粗鬆症、手足の外科、スポーツ整形、関節リウマチ、骨軟部腫瘍などの診療をしています。
手術が必要な症例に対しては速やかに対応させていただきます。
高齢化社会の到来に伴って加齢に伴う疾患が増加しています。
当院では、加齢の変化に伴う慢性疾患の治療を積極的に行っています。
高齢者の方は、身体的機能は衰えてきます。骨がもろくなって骨折したり、腰が痛くなったり、肩や膝の関節が痛くなって日常生活が制限されたりします。
そのような症状をお持ちの方に、適切な治療、リハビリテーション、運動療法などを行うことによりADL(日常生活動作)・QOL(生活の質)の維持、向上のお手伝いをしています。
皮膚科
皮膚は一番身近な臓器で、私たちの体を守るバリアーです。また、「体の状態を映し出す鏡」でもあります。
皮膚はとても強いバリアーですが、細菌に負けて化膿したり、紫外線に負けて悪性腫瘍が出来ることもあります。
鏡として働けばリウマチ疾患や肝障害が皮膚症状として表れます。皮膚科は全身を広く見渡す診療科なのです。
当院ではかぶれ、虫刺され、蕁麻疹、水虫、イボ、軽症のやけどの他、帯状疱疹や褥瘡等入院治療が必要なものなど幅広い分野での診療を行っています。
皮膚の病気は市販薬で簡単に治療してしまいがちですが、しばしば適切な治療がなされずにこじらせてしまう事があります。皮膚で気になることがありましたらお尋ねください。
泌尿器科
泌尿器科とは、尿に関連した臓器(腎臓、尿管、膀胱、尿道)と男性生殖器(陰茎、前立腺、精巣)の病気を主として扱う科です。
おしっこが出にくい(排尿障害)、トイレが近い(頻尿)、おしっこに血が混じる(血尿)、おしっこが濁ってる、下半身に違和感がある等の泌尿器科疾患を疑う症状がございましたら、まずは外来診療へお越しください。
また、近年では前立腺癌が増えております。50歳をすぎたら、PSA検査(前立腺癌を確認する血液検査)を適宜行い、早期発見・治療をお勧めしています。
リハビリテーション科
リハビリテーションは医師の指示の下でおこないます。「急性期から在宅まで」、患者様個々の特性に合わせた充実したリハビリテーションを提供いたします。
外来担当は退院後のフォローや日常生活の維持・向上を目指し、入院担当は、早期退院・在宅復帰を目指し、アプローチしています。
リハビリテーションの対象疾患
整形外科 | 四肢・脊椎等の骨折、神経障害、変形性関節症、肩関節周囲炎 等 |
外科・内科他 | 脳血管疾患、肺炎後の廃用症候群、高次脳機能障害 等 |
理学療法とは
PT(理学療法士)が、寝返る・起き上がる・立ち上がる・歩くなどの基本動作能力の改善に向けた運動療法、物理療法を行うことです。
筋力が弱くなる、関節が硬くなる、痛みがあるなどの動きにくい原因を改善するために機能訓練・動作能力訓練を行ないます。
外科開腹術の術前よりオリエンテーション・呼吸練習・動作指導などの術前指導を行い、術後は状態に合わせ、離床・予防訓練をすすめています。
作業療法とは
OT(作業療法士)が食事・トイレ・入浴や更衣などの身の回り応用動作能力回復を訓練することです。
1日でも早い家事や仕事への復帰を目標にサポートします。
退院後、手すりの設置や段差の解消などの自宅改修が必要な場合は、自宅に訪問し、設置位置などについての家屋評価を行い、指導を行っています。
短時間デイケアセンター
介護保険による病院内でのリハビリテーションです。
行き帰りの送迎(ご自分で通うこともできます)付きで、病院の理学療法士・作業療法士によるリハビリが受けられます。午前・午後の2部制で行っています。
「一日のデイサービスなどは少し長いな」
「病院へ通うことが大変になってきた」
「介護認定を受けているがどうしたらいいかわからない」
「リハビリを集中的に行いたい」
ご要望がある方はご相談ください
などのご要望のある方はリハビリ職員まで問い合わせください。また、体験利用も受け付けております。
利用時間 月~土(日・祝除く)
10:00 ~ 11:30
13:30 ~ 15:00
サービス例(午前)
9:30 | お迎え |
10:00 | 到着・リハビリ開始 ①徒手マッサージ ②物理療法 ③運動療法 ④体操 |
11:30 | 帰宅 |
お問い合わせ
加納渡辺病院
事業所番号:2110104276
TEL:058-272-2129
FAX:058-272-2799
担当:市村・澤田