MENU
  • 病院案内INFORMATION
    • ごあいさつ・理念
    • 病院概要
    • 病院方針
    • 情報提供
  • 医師紹介STAFF
  • 外来・入院案内OUTPATIENT・HOSPITALIZATION
    • 外来受診
    • 健康診断
    • 予防接種
    • 入院案内
  • 診療科CLINICAL-DEPARTMENT
    • 外科
    • 内科
    • 肛門外科
    • 整形外科
    • 皮膚科
    • 泌尿器科
    • リハビリテーション科
  • 部門紹介DEPARTMENT
    • 看護部
    • 薬剤部
    • リハビリテーション部
    • 放射線・検査部
    • 栄養部
    • 医療相談(ソーシャルワーカー)
  • かのわたコラムCOLUMN
  • 関連施設FACILITY
    • 加納渡辺病院介護支援センター
    • 渡辺病院デイサービス・デイケアセンター
    • 渡辺病院訪問看護ステーション
    • 渡辺病院有料老人ホームやくら
    • 渡辺病院有料老人ホーム城東
  • アクセスACCESS
https://kano-watanabe.jp/kaigo/
加納渡辺病院| 岐阜市 乳腺外来・痔核手術・内視鏡・漢方外来
  • 病院案内INFORMATION
    • ごあいさつ・理念
    • 病院概要
    • 病院方針
    • 情報提供
  • 医師紹介STAFF
  • 外来・入院案内OUTPATIENT・HOSPITALIZATION
    • 外来受診
    • 健康診断
    • 予防接種
    • 入院案内
  • 診療科CLINICAL-DEPARTMENT
    • 外科
    • 内科
    • 肛門外科
    • 整形外科
    • 皮膚科
    • 泌尿器科
    • リハビリテーション科
  • 部門紹介DEPARTMENT
    • 看護部
    • 薬剤部
    • リハビリテーション部
    • 放射線・検査部
    • 栄養部
    • 医療相談(ソーシャルワーカー)
  • かのわたコラムCOLUMN
  • 関連施設FACILITY
    • 加納渡辺病院介護支援センター
    • 渡辺病院デイサービス・デイケアセンター
    • 渡辺病院訪問看護ステーション
    • 渡辺病院有料老人ホームやくら
    • 渡辺病院有料老人ホーム城東
  • アクセスACCESS
電話
加納渡辺病院| 岐阜市 乳腺外来・痔核手術・内視鏡・漢方外来
  • 病院案内INFORMATION
    • ごあいさつ・理念
    • 病院概要
    • 病院方針
    • 情報提供
  • 医師紹介STAFF
  • 外来・入院案内OUTPATIENT・HOSPITALIZATION
    • 外来受診
    • 健康診断
    • 予防接種
    • 入院案内
  • 診療科CLINICAL-DEPARTMENT
    • 外科
    • 内科
    • 肛門外科
    • 整形外科
    • 皮膚科
    • 泌尿器科
    • リハビリテーション科
  • 部門紹介DEPARTMENT
    • 看護部
    • 薬剤部
    • リハビリテーション部
    • 放射線・検査部
    • 栄養部
    • 医療相談(ソーシャルワーカー)
  • かのわたコラムCOLUMN
  • 関連施設FACILITY
    • 加納渡辺病院介護支援センター
    • 渡辺病院デイサービス・デイケアセンター
    • 渡辺病院訪問看護ステーション
    • 渡辺病院有料老人ホームやくら
    • 渡辺病院有料老人ホーム城東
  • アクセスACCESS
  1. ホーム
  2. コラム
  3. 新型コロナウイルス流行による漢方薬不足と対策

新型コロナウイルス流行による漢方薬不足と対策

2023 2/14
2023年2月14日

漢方薬が不足してます 

漢方薬が不足しています。原因は色々ありますが、コロナ感染症に漢方薬が有効(急性期、後遺症ともに)という報告が増えて需要が高まったことや、原料の生薬の多くが中国からの輸入のためにコロナの影響で物流が制限されて供給が間に合わないことなどが挙げられます。

さらに円安による原価の高騰もあり、しばらくは厳しい状況が続きそうです。

しかしピンチはチャンスでもあります。私個人としては今までの処方の妥当性、必要性を見直し、今まであまり使用してこなかった有効な処方を開拓する良い機会であると思います。

また東洋医学は漢方薬のみではありません。今後は東洋医学的な養生、鍼灸を診療に積極的に使用していこうと考えています。また日本全体としては生薬の国産化がもう少し進むきっかけになると良いなと思います。

処方の工夫 その①

感冒様症状で漢方薬を使いたいが、入荷がない場合の代替となる処方(漢方薬、西洋薬を含めて)を挙げてみます。どちらかというと処方するお医者さんや薬剤師さん向けの内容になっていますが、どなたでも参考にしてみてください。

 ポイントはコロナ感染症という病名で処方を固定せずに症状に応じて処方を分散させること、処方日数をむやみに長期にしないこと、処方の内容を理解し効果の近い漢方薬で代用すること、漢方に固執せず西洋薬を適宜使用する事、市販のOTC薬(一般用医薬品)を活用することなどが大事かなと思います。

葛根湯(かっこんとう)+小柴胡湯加桔梗石膏(しょうさいことうかききょうせっこう)を中心としてその周辺の処方を説明します

体力のある若者には

体力が十分ある若者で、寒気、関節痛が強く、汗が出なくて体が非常につらい場合は麻黄湯(まおうとう)+越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)or麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)が良いと言われています。

麻黄湯(まおうとう)で発汗させて体表面の熱を下げ、石膏(せっこう)で体の奥の熱を下げる処方です。越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)、麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)が品薄なので、石膏(せっこう)を含む白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)でもよいと思います。

また漢方にこだわらずに麻黄湯(まおうとう)と解熱鎮痛薬のロキソニンの併用で良いと思います。

汗をかかせる漢方に解熱剤の併用が嫌われることがありますが、高熱は体力を消耗するので併用して良いと思います。短期決戦の処方なので2‐3日の内服でよいです。

しかしこの処方は体力のある若者限定でそれほど使用頻度は高くない印象です。

体力が中等度の方には

体力が中等度で頭痛、寒気、咽頭痛などがある場合は柴葛解肌湯(さいかつげきとう)(葛根湯(かっこんとう)+小柴胡湯加桔梗石膏(しょうさいことうかききょうせっこう))が有名になりました。しかし処方したい場合には、小柴胡湯加桔梗石膏(しょうさいことうかききょうせっこう)の在庫がないことが多いです。

小柴胡湯加桔梗石膏(しょうさいことうかききょうせっこう)は解熱鎮痛作用のある胃薬という感じです。

コロナ感染症はインフルエンザと比較して胃腸症状、咽頭痛が出やすいために処方されます。入荷がない場合は少し在庫に余裕のある小柴胡湯(しょうさいことう)もよいと思います。

あるいは小柴胡湯(しょうさいことう)が含まれている別の漢方エキスを使用するのも良いです。

例えば咳が強い場合は柴朴湯(さいぼくとう)(小柴胡湯(しょうさいことう)+半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)(咳止め))、胃腸症状が強い場合は柴苓湯(さいれいとう)(小柴胡湯(しょうさいことう)+五苓散(ごれいさん)(吐き気、下痢止め))を処方するという手はあります。

中国で有名になった清肺排毒湯(せいはいはいどくとう)には柴苓湯(さいれいとう)が含まれています。

あるいは小柴胡湯(しょうさいことう)を胃薬と割り切って、ムコスタやマーズレンといった西洋薬の胃薬で代用するのも良いと思います。桔梗石膏(ききょうせっこう)は消炎鎮痛薬なのでカロナールで概ねよいとおもいます。

そうすると葛根湯(かっこんとう)+ムコスタorマーズレン+カロナールというあまりひねりの無い処方になりますが。5日分程度処方して、症状によってもう少し短期間で飲み切ってもらうのも可としています。

やや体力が弱い方には

やや体力が弱く、ちょっと寒気がして、熱が出て食欲がなくなり、鎮痛剤で胃が荒れやすいような人の感冒には柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)がよいです。葛根湯(かっこんとう)から胃に障る麻黄(まおう)を除いた桂枝湯(けいしとう)に小柴胡湯(しょうさいことう)が合わさった薬です。

発熱、腹痛にマイルドに効くので女性や子供の感冒症状には一番無難で使いやすいと思います。

またこの薬の良いところは急性期が過ぎた後の慢性期の微熱にも使用できる事です。7日くらい処方して良いと思います。

葛根湯(かっこんとう)も併せて3日くらい処方しておいて、最初に葛根湯(かっこんとう)を飲んで、その後柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)にバトンタッチするのも良い工夫と思います。やや品薄ですが、在庫まだあり。

さらに体力のない高齢の方には

さらに体力のない高齢の方で、体がだるくて、喉がチクチク痛んで、なんとなく元気がないという症状には麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)がよいです。これに前述の桂枝湯(けいしとう)を加えると効果が増強します。

炎症を抑えるというよりは抗病力を賦活する方向に作用する薬です。ポイントは元気がなくて寝ていたいという点です。お年寄りには葛根湯(かっこんとう)よりよい印象です。

桂枝湯(けいしとう)はおいていない薬局もありますが、桂枝湯(けいしとう)にはシナモンとショウガが含まれているので、スーパーで売っている生姜湯やシナモンをトッピングして飲むのもよいです。

体力が低下し食事もとれない場合には

さらに体力が低下し食事もとれない場合は人参湯(にんじんとう)or大建中湯(だいけんちゅうとう)+真武湯(しんぶとう)の組み合わせがありますが、この場合は無理せず高次医療機関に紹介がよいでしょう。

あわせて読みたい
新型コロナウイルス流行による漢方薬不足と対策 漢方薬が不足してます  漢方薬が不足しています。原因は色々ありますが、コロナ感染症に漢方薬が有効(急性期、後遺症ともに)という報告が増えて需要が高まったことや…
あわせて読みたい
新型コロナウイルスへの漢方 柴葛解肌湯(さいかつげきとう)の解説 新型コロナウイルスへの漢方の有効性 2022年11月に東北大学医学部からコロナ感染症に対する漢方薬の有効性の発表がありました。 軽症~中等症の患者に葛根湯()を投与…
  • URLをコピーしました!
  • HOME
  • ごあいさつ・理念
  • 病院概要
  • 医師紹介
  • 外来受診
  • 健康診断
  • 入院のご案内
  • 診療科のご案内
  • 部門紹介
  • 求人情報
  • アクセス
  • 乳腺外来・乳がん検診
  • 痔核手術
  • 陥入爪・巻き爪
  • 内視鏡検査
  • 漢方外来
  • 鼠径ヘルニア
  • 整形外科
  • かのわたコラム
  • 求人情報
  • サイトマップ

© 医療法人社団志朋会 加納渡辺病院 2022

  • メニュー
  • 乳腺外来
  • 漢方
  • 痔核
  • 内視鏡
  • 検索
目次