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二日酔いの漢方 ~酒は百薬の長・百厄の長?!~

2022 11/24
2022年11月24日

二日酔い

 コロナ禍が長引き、ストレスにより飲酒量が増えてしまうケースが散見されます。酒は百薬の長と言われますが、適量を超えると一転し、百厄の長と成り得ます。飲酒の効能と注意点については古来より多くが語り継がれていますが、その中でも江戸時代の儒学者である貝原益軒の養生訓が有名です。飲酒に関連した部分の一部を抜粋してみます。

酒は天の美禄びろくなり。少すこしのめば陽気を助け、血気をやわらげ、食気をめぐらし、愁いうれいを去り、興を発して、甚はなはだ人に益あり。多くのめば、又よく人を害する事、酒に過ぎたる物なし。水火の人をたすけて、又よく人に災あるが如し。

お酒は天からのご褒美で少し飲む分には楽しくて良いものだが、多く飲むとその害も多いと言っています。ほろ酔いでとどめるのが良いのですが、私も含めて自分へのご褒美がつい多くなってしまう人が多いと思います。お酒と少しでも上手に付き合えるように現実的な工夫を以下に記載してみます。

お酒の飲み方

ビール、日本酒、ワインなどの醸造酒よりも、焼酎やウイスキーなどの蒸留酒の方が二日酔いをしにくいとされています。飲む温度も重要です。冷やして飲むと時間差で遅れて酔いが回るため、気がついた時には許容量を超えて飲みすぎてしまう場合があります。

また炭酸やジュースで割って口当たりを良くするのも飲みすぎてしまう原因となります。夏場のよく冷えたビールやハイボール、冷酒も美味しいですが注意をしましょう。焼酎やウイスキーのお湯割りや日本酒のぬる燗をちびちびとやるのが良いようです。

アルコールの分解のために適量の水を飲むことも大切です。洋酒ではチェイサー、日本酒では和やわらぎ水と言い、味覚をリセットし美味しくお酒を楽しむ効果もあります。

食べ物

飲酒時には利尿、解毒作用のある食品を取ると良いです。枝豆には利尿作用があり、白菜には酒の毒を消す効能があるとされています。またお酒は肝臓で解毒されますが、タコは肝の働きを高めるとされています。何気なくつまんでいる夏の枝豆、冬の白菜、お通しのタコわさも二日酔いに効くと意識して食べると有難味ありがたみが増しますよね。

二日酔いの時には喉が渇き、口が粘って、息が熱っぽくなります。果物の多くは熱を冷ます効果があり、水分、糖分を含むのでこのような場合に有用です。果物の中では柿が有名です。熟した柿の実は酒毒を解し、口の渇きを癒すとされています。

その他に梨、リンゴも熱を冷まし、喉を潤す作用がありますし、グレープフルーツにも解毒作用があるとされています。果物は調理せずに食べられ、ジュースもあるので手軽で有効だと思います。

お酒の解毒は胃腸、消化器で行われます。胃腸は少し温めてやると機能が活発となります。お味噌、貝類や海藻類にも解毒作用があるので、シジミやワカメの温かい味噌汁を飲まれると良いと思います。インスタントもあり便利です。温かい味噌汁を飲むとお腹にぽっと灯がともり、体のスイッチが入った感じになります。うっすらと汗ばむとなおよいです。

二日酔いの朝の飲み物はカフェインの入ったコーヒーや緑茶などが良いです。頭痛を抑え、覚醒、利尿作用があるので二日酔いの朝のどんよりとした頭痛やむくみには有効です。ただし飲みすぎると胃にもたれます。中国では葛くずの花のお茶の葛花茶くずばなちゃが二日酔いに効くと有名だそうですが、日本ではあまり見かけません。

その他に口臭予防に使用される薄荷はっか、ミントも有効です。軽く熱を冷まして発汗させる作用があります。胃腸にこもった余剰な熱を冷ましてすっきりさせ、頭痛を改善させてくれます。タブレットでもよいですし、オイルの場合は緑茶に混ぜてミントティーとしてもよいです。またオイルはこめかみに直接塗ってもスッとして頭が楽になり有効です。上記の多くはコンビニで購入できます。私も時々お世話になっています。参考にしてみてください。

漢方薬

 二日酔いの時の心窩部のむかつきや灼熱感、何とも言えない焦燥感やイライラに対しては黄連解毒湯おうれんげどくとうが有効です。名前の通りに解毒作用があり、酒の毒を解してくれます。また熱を冷ます作用があるため頭痛やのぼせにも有効です。

苦い薬ですが、口がさっぱりして胸や頭の辛さが楽になります。むくみや吐き気、頭痛には五苓散ごれいさんが有名です。水分代謝を改善させる薬剤です。ドラッグストアには黄連解毒湯おうれんげどくとうと五苓散ごれいさんを混ぜた薬も市販されています。

また五苓散ごれいさんにはパワーアップバージョンがあります。二日酔いには黄疸おうだんを改善させる生薬の茵蔯蒿いんちんこうが追加された茵蔯いんちん五苓散ごれいさんの効果が高いです。胃もたれが強い場合は五苓散ごれいさんに胃炎に対する漢方の平へい胃散いさんをあわせた胃苓いれい湯とうも良いです。

また慢性的にお酒が多い場合は五苓散ごれいさんに肝炎に使用される小柴しょうさい胡こ湯とうを合方した柴苓さいれい湯とうも有効です。その他、下痢をしやすい場合には半夏瀉はんげしゃ心しん湯とう、胃が痛む場合は四し逆散ぎゃくさんや安中散あんちゅうさんなども使用されます。

ツボ

 薬がすぐに手に入らない場合はツボを刺激してみるのも良いでしょう。ふくらはぎの内側にある築ちく賓ひんは解毒のツボとして有名です。飲みすぎてしまったことを懺悔しながら、築賓ちくひんをマッサージして自分の体に解毒をお願いしましょう。胸部がむかつき、吐き気がある場合は手首にある内関ないかんが有効です。浮腫みや下痢、だるさがある場合は足の内側にある公孫こうそんや陰いん陵りょう泉せんを組み合わせると効果がアップします。

二日酔いの時に手のひらが赤く熱を持った経験をしたことのある方もみえると思います。手のひらには労宮ろうきゅうという心しん包ぽう経のツボがあり、イライラしたり胸に熱があるとこの部分に熱が籠りやすいです。火照りがある場合は手のひらを刺激して熱を漏らすとイライラや胸やけに有効です。これらのツボは上述の黄連解毒湯おうれんげどくとう+五苓散ごれいさんに近い働きをすると考えます。

その他頭痛、特に側頭部やこめかみ周辺の頭痛には手足のツボの外関がいかん+臨泣りんきゅうの組み合わせに頭部局所の刺激を加えると有効です。胃が痛む場合は足の第1趾にある大敦だいとん、行間こうかんという肝のツボや、第2,第3趾付近にある厲兌れいだ、内庭ないていという胃のツボが有効です。左右で痛い方を刺激するとよいです。調子が悪い時は揉むと不思議と痛みに左右差があります。個人的には右側に反応が出やすい印象があります。色々触って自分の体と対話してみてください。

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