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マスクをつけるのは誰のため? 個人の判断に委ねられたマスクの効能

2023 3/11
2023年3月11日

『院内でのマスク着用をお願いします』

院内でのマスク着用をお願いした手前、マスクについて少し考えてみようと思いました。

マスク着用に関しては早く外したくて否定的な意見も多いですが、医療機関としてはコロナ意外にも目を向けてマスク着用のポジティブな面をとりあげてみようと思います。

今後の方針は?

厚生労働省は令和5年3月13日からマスクの着用を個人判断に委ねるとしました。

周囲に感染を広げないためには医療機関受診時や通勤ラッシュ時に、自分を守るためには重症化リスクが高い人が感染拡大時に混雑した場所に行く時にマスクの着用が効果的としています。

また子供についてはすこやかな発育、発達の妨げにならないよう配慮が必要とされました。

至極妥当な所に落ち着いたと思います。

同調圧力それとも協調性?

「外国ではもう誰もマスクをしていないのに、日本は同調圧力でマスクを着用し続けだろう。」と悪いことのように言われていますが、これは本当に悪いことなのでしょうか。

日本人は良くも悪くも公の場、他人の目に気を遣う様に教育されています。悪くとれば同調圧力ですが、良い面を見れば他人を思いやれる共感力があり、素直で協調性が高いとも受け取れます。

外国がいつも正しいわけではありません。せっかくならば日本のよい面にフォーカスし、皆のために真面目に頑張って協力できていることをもう少し誇りに思っても良いのではないかと感じます。

マスクの効能は?

  • 自分を守るため

医療にはスタンダードプリコーションという考え方があります。

人間の血液、体液、分泌物(汗以外)には病原性があり得るので医療従事者、患者を守るために標準的な感染予防策が必要という考えです。

手指衛生、PPE(マスク、グローブなど)着用、咳エチケット、患者の配置(個室にしたり距離をとること)、環境整備(掃除、換気)などからなります。

医療機関ではマスク、咳エチケットはスタンダード、標準装備なのです。

空気感染(エアロゾル感染)のコロナウイルスがマスクで防ぎにくいことについ目が行ってしまいがちですが、飛沫感染まではマスク、咳エチケットで防御できます。

ちなみにインフルエンザは飛沫感染とされており、マスクと行動自粛で減少したのが記憶に新しいです。

敵はコロナだけではありません。この季節に流行するインフルエンザ、溶連菌にマスクは有効です。

ウイルスや細菌の他にも乾燥、花粉、黄砂なども防げます。

変わったところでは他人からのスケベな視線のブロックにも有効です。

  • 他人を守るため

産褥熱で多くの妊婦が亡くなる時代がありました。

原因は医者が手洗いをせずに汚い手で分娩をしたことによる細菌感染でした。

このことに気づいた医師ゼンメルワイスは手指消毒を提案して妊婦の死亡率を下げましたが、当初は異端扱いされました。医者は誰も自分の手が汚いなどと思わなかったのです。

現代の我々も自分が汚いものを口からまき散らしているとは思っていないのではないでしょうか。

しかし実際はどうでしょうか。コロナウイルスしかり、インフルエンザウイルスしかり、症状がなく無自覚に飛沫を飛ばすこともあり得ます。

病原菌の他にも二日酔いやニンニクの口臭、みっともない無精ひげ、はたまた他人への悪口、暴言なども。

全ては防げませんが知らぬ間にまき散らして他人に迷惑をかけないためにもマスクをつけてお口にチャックするのは良いことと思います。

もう一つ、他を傷つけないためのマスクとして紹介したいのはジャイナ教のマスク。

子供のころの社会の教科書にマスクをつけてホウキを持ったインドのジャイナ教徒の写真がありました。

ジャイナ教徒

小さな生き物を吸い込んで殺さないようにマスクをして、踏みつぶさないようにホウキで掃いて歩くと解説がありました。

他を傷つけない非暴力の象徴としてのマスクは、何かとネガティブな印象の多い中、やさしい輝きを放っていると感じます。

子供への影響は?

厚生労働省も子供についてはすこやかな発育、発達の妨げにならないよう配慮が必要としています。

まったくの同感です。子供は良く遊び、色々経験してのびのびと育つことが大切です。これをマスクで押さえつけるのは望ましくないでしょう。

(2023年3月現在のコロナのやや落ち着いた状況においてです。コロナが未知数であった、2020-2022年においては子供にマスクをさせるのも仕方なかったと思います。)

子供にはどんなに失敗しても無邪気に挑戦する好奇心があります。ケガをしても擦り傷くらいならすぐに治る元気もあります。

また固定観念にとらわれない柔軟性もあります。この新しい物へのチャレンジ精神、充実したエネルギー、フレキシブルな適応力こそが未知のものに対する経験、免疫獲得を可能にするのだと思います。

「虎穴に入らざれば虎子を得ず」「獅子は我が子を千尋の谷に落とす」「可愛い子には旅をさせよ」の精神で逞しく育てましょう。

大人はどうでしょうか。既存のものへの経験値、免疫力は高いので、子供を守り育てる役目があります。

しかし頑固になり新しい物への適応力には欠けます。また加齢とともに体力も低下します。

自分の能力をわきまえて「君子危うきに近づかず」が良いでしょう。

ここまで書けば誰がマスクをつけるべきかは自明だと思います。騒がしい子供には無理でも、大人の余裕でマスクを着用するのも悪くないと思います。

もちろん職種や場所、相手との関係性などで状況は異なります。

色々ご意見はあると思いますが、一般の方よりも病気とマスクに縁のある外科医として(かれこれ15年間仕事で毎日マスクをしています、時々鼻マスクになっている時もありますが・・・。)マスク着用の利点を中心に記載してみました。

マスクはコロナのためだけのものではありません。自分を守るものでもあり、他人を傷つけないためのものでもあります。

子供の健やかな成長、家族のだんらん、近しい人との交際に余計な外邪を持ち込まないためのお守りでもあると思います。

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