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夏バテ・熱中症の漢方

2022 9/06
2022年9月6日

夏バテ・熱中症

  日本の夏、岐阜の夏はジメジメ蒸し暑いです。漢方では湿気は脾(消化機能や気力)を、暑さは心(血液循環や精神活動)を傷めると言われます。梅雨時のジメジメした時期は物が腐りやすく食欲や意欲が低下し、夏の暑い時期は頭がのぼせてイライラし、熱中症や脱水が起こります。いかに湿気と暑さをさばくかが日本の夏を乗り切るポイントとなります。以下に夏バテ、熱中症の薬膳と漢方について説明をします。

薬膳(食事)

 夏バテ予防には食事が重要です。湿気をさばき、熱を冷ます食材を紹介します。湿気をさばく食材の代表は豆類です。大豆、小豆、ソラマメ、もやしなど。穀物ではトウモロコシやハト麦(ヨクイニン)があります。これらの食材はむくみを解消しつつ気力体力を増す効能があります。トウモロコシのひげやハト麦(ヨクイニン)はお茶としても利尿作用があり夏向きです。胃腸が冷えると機能が低下し湿が停滞するので、紫蘇しそ、ラッキョウ、ショウガ、ミョウガ、ネギなどの薬味で軽く胃腸を温め発散するのも効果的です。

 熱を冷ます食材としては夏野菜や果物、海藻が挙げられます。トマト、ナス、キュウリ、ゴーヤ、スイカ、昆布、モズクなど。料理としてはゴーヤチャンプルが良い例です。ゴーヤは苦みがあり清熱せいねつに働く野菜、豆腐は潤いを与えながら体を冷ます食材、もやしは利尿作用があり、豚肉は肉類の中では熱をためにくく、疲労回復に寄与します。夏にぴったりの料理です。その他モズク酢はモズクが発汗で不足したミネラルを補給し、キュウリと共に清熱せいねつ利尿し、酢の酸味が余分な汗を止めてくれます。夏においしいビールも、苦みが熱を冷ます働きがあります。沖縄居酒屋のメニューみたいですね。

またスイカは天然の白虎湯びゃっことう(熱中症の漢方薬)とも言われ、熱を冷まし、口喝を改善すると言われます。その効果は皮に近い部分が強いと言われますので、皮の部分も漬け物にすると無駄なく利用できます。梅は食欲を増進させて汗を止めると言われますし、飲み物では緑茶やミントティーが清熱せいねつに働きます。

上記簡単な例を提示しました。湿気や熱がこもりそうな場合は参考にしてください。ただし冷やしすぎは禁物ですので、体質に合わせて調理してください。冷やしすぎないように適宜てきぎ上記じょうきのシソ、ショウガなどの薬味なども併用されると良いと思います。皆さん研究して夏を乗り切ってください。

夏バテの漢方

前述のように東洋医学では湿気は脾(消化機能や気力)を、暑さは心(血液循環や精神活動)を傷めると言われます。以下に湿気と熱をさばく漢方薬を紹介します。

 まずは湿邪しつじゃ(湿気が体に害を与える場合に湿邪しつじゃと呼びます)について。体質的にむくみやすい人は梅雨時、夏場の湿邪しつじゃの影響を受けて倦怠感や胃腸障害を来しやすいために水はけをよくする治療が必要です。むくみやすい人には2パターンあります。

湿邪しつじゃパターン①:むくみやすく、暑がりの人。いわゆる水太りで、汗かき、夏場に湿疹がよくできて、少し動くと息が切れ、膝が悪くて歩くと痛む。このような人には麻杏ヨク甘湯まきょうよくかんとうや防己黄耆湯ぼういおうぎとうが良いです。いずれもむくみを改善する効能があり、さらにヨクイニンには清熱せいねつ、排膿作用があり、黄耆おうぎには止汗作用があります。ダイエットや膝関節痛にもよく使われる処方です。

湿邪しつじゃパターン②:むくみやすく、寒がりの人。梅雨時は頭痛や倦怠感があり、上手に汗がかけず、夏場でも冷房で冷えてしまい、アイスや冷たいものをつい食べ過ぎてしまうとお腹を下しやすい。このような人には香蘇散こうそさんや五苓散ごれいさんが有効です。前者には紫蘇しそ、後者にはシナモンが入っており、どちらも優しく温めながら水はけをよくする薬です。気象病や天気痛とよばれる頭痛や、夏負けによる食欲低下や下痢、胃腸炎に有効です。

 次に暑邪しょじゃ(暑さが体に害を与える場合を暑邪しょじゃと言います。)について。体質的に熱がこもりやすい人は夏の高温の影響を受け易く、イライラしたり、熱中症をおこしやすいです。

熱がこもりやすい人にも2パターンあります。

暑邪しょじゃパターン①:エネルギッシュで熱量の産生が多い人。例えば働き盛りの青壮年で熱血漢。焼肉やアルコールが大好きで、徹夜、残業などのちょっとくらいの無理はへっちゃら。しかし年を取るとおなか回りの脂肪が気になり、検診で高血圧や高脂血症、糖尿病が指摘されたりする。このような人は過剰な熱が籠り過ぎないようにデトックスする必要があります。肥満治療で有名な防風通聖散ぼうふうつうしょうさんが良い適応です。汗、尿、便から熱を排出する薬剤です。単剤で効果不十分な場合はこれをベースとして様々な工夫が可能です。ただし下剤が入っているので軟便傾向の場合は使用しにくいです。

暑邪しょじゃパターン②:脱水気味で干からびている状態。高齢者に多い状態です。枯れ木に火が付きやすいように、脱水で干からびた状態は容易に熱がこもりやすいのです。水分補給をすることが一番の治療ですが、なかなか十分に取れないのが現実です。処方としては清暑益気湯せいしょえっきとうが有名です。処方の中には人参、五味子ごみし、麦門湯ばくもんとうが配合されています。この配合を生脈散しょうみゃくさんと呼び、体に水分を保ち、潤いを与える効能があると言われています。点滴が無く、脱水ですぐに人が亡くなった時代の切実な工夫です。その効能は現在でも色褪せていません。敬意を払い大いに活用しましょう。

熱中症の漢方

 上記の夏バテの項目は熱中症を起こさないための予防を主体に記載しています。夏バテを通り越して熱中症になってしまった場合の第一選択は補液、冷却などの西洋治療ですが、併用可能な漢方薬を以下に提示してみます。熱中症で口喝こうかつがある場合の漢方の第一選択は白虎加人参湯びゃっこかにんじんとうです。体表の熱を冷ます石膏せっこう、知母ちもという清熱せいねつ薬が多く含まれており、人参、もち米で脱水を改善する処方となっています(エキス製剤では石膏せっこうの含有量が15gと一番多いです)。また高熱で煩躁はんそう(うなされること)がある場合はやや深い部位の熱を冷ます黄連解毒湯おうれんげどくとうが適応となります。これらの処方は日焼けによる疼痛、熱感、イライラにも使用可能です。西洋薬に類似薬がないので重宝します。

さらに意識障害がある場合は牛黄ごおう(牛の胆石)などの動物生薬が適応となると言われますが、このあたりになると保険適応のエキス剤はありません。急場を凌いだ後の仕上げとしては炙甘草湯しゃかんぞうとうが使用できます。別名復脈湯ふくみゃくとうと呼ばれ、脱水症による不整脈や足の吊りなどの改善の効果があります。

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