かのわたコラム
現代医学は進歩していますが、すべての病態をよくできるわけではありません。 そのため、未病レベルの不調には漢方が有効な場合が多いです。 当病院では、漢方を中心に、様々な症状についてや医療に関する話題を掲載します。
また、漢方だけでなく、生活習慣、食事(薬膳)、鍼灸、ツボ、東洋医学などの話も取り入れながら、皆様のご参考になればと思い、解説いたします。
さらに、気になる病気、検査などについても情報をお届けしますので、ぜひ当院のサイトをご覧ください。
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コラム
居酒屋で薬膳×焼き鳥!東洋医学で選ぶ一串
居酒屋で薬膳 焼き鳥編 東洋医学の知恵を言い訳に美味しく楽しくチョットだけ暴飲暴食をするコラムです。 今回は焼き鳥編です。 まずはビールで喉を潤して、スピードメ… -
コラム
ヨーロッパナラからツブラジイまで どんぐりが教えてくれる、バッチフラワーと漢方の奥深い世界
「どんぐり」とバッチフラワーと漢方 子供と「どんぐり」について勉強をしました。日本には22種類のどんぐりがあるのだそうです。今回のコラムではどんぐりとバッチフ… -
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実りの秋にブドウの力を活用:バッチフラワーでポジティブな変化を
ブドウ(Vine)とバッチフラワー “Motivate Not Dominate” 実りの秋で果物の美味しい季節です。そんな美味しい果物の中でブドウ(Vine)がバッチフラワーに使われます… -
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防風通聖散 vs 補中益気湯:医者の性格が生んだ漢方薬の違い
防風通聖散と補中益気湯 医者の性格と処方の関係 有名な漢方薬に防風通聖散と補中益気湯があります。世間一般では防風通聖散はダイエット、補中益気湯は疲労回復のイメ… -
コラム
10月はピンクリボン月間です
10月はピンクリボン月間です。 ピンクリボンは乳がんに対する理解と支援のシンボルです。 毎年10月をピンクリボン月間として全国で乳がん関連の様々な啓発活動が行… -
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心の癒し:バッチフラワーと栗の花の力
栗とバッチフラワー “Be optimistic” バッチフラワーとは 有名な代替医療の一つにエドワード・バッチ博士が開発したバッチフラワーがあります。花のエッセンスで心を… -
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手相から読み解く体と心のヒント:西洋医学と漢方の視点
手相と漢方 今回のコラムでは手相と医学、漢方についてまとめてみました。 前半は総論的に手の診察の意義を、後半は実際の見方を挙げてみようと思います。字数は多いで… -
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漢方とツボで快適ドライブ!車酔いから肩こりまで解消法
ドライブの漢方とツボ 夏休みが終わり、秋の行楽シーズンとなりました。車で遠出をする際に役立つ漢方とツボを紹介してみます。 車酔い 漢方では五苓散が有名です。良く… -
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令和六年の夏:甲辰三碧木星の思い出
2024年 夏の思い出話 2024年の夏の思い出話をしてみようと思います。読んでいただくにあたって、ちょっとしたクイズがあります。以下の文章の太字にした部分に… -
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尿管結石の痛みを即効で和らげる漢方とツボ:救急外来の現場から
尿管結石の漢方とツボ 救急外来で若い男性が背中の痛みで悶え苦しんでいると、まずは尿管結石を疑います。尿管結石は激痛ですが、手術などの緊急処置を要する事は稀です… -
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夏の健康を守る冬瓜の力:疲労回復スープと効能
冬瓜と漢方 冬瓜は冬の字が入りますが夏が旬の野菜です。冬まで保存が利くので冬瓜という名前になったそうです。冬瓜、苦瓜(ゴーヤ)、胡瓜(きゅうり)、西瓜(スイカ… -
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パリオリンピック2024:精力善用・自他共栄の精神で輝いた日本
精力善用・自他共栄 ~パリオリンピックを振り返って~ パリオリンピックが閉会しました。色々ありましたが、最終的にはメダルラッシュで日本には実りの多い大会であっ… -
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ミョウバンの不思議な力:漢方の新たな可能性
ミョウバン(明礬)と痔と漢方の関係 小学生の息子が夏休みの自由研究にミョウバンの結晶を作っています。大きく育てようと真面目に手入れをしているようです。私も子供… -
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刮痧(カッサ):夏バテ対策に効果的な伝統的な治療法
夏バテ予防にカッサ カッサは漢字で刮痧と書きます。「刮」は擦る(こする)、「痧」は皮膚表面の赤い斑点を意味します。 刮痧(カッサ) 刮痧は経絡をこすって刺激する… -
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タイの夏のチューリップ:チューリップとウコンの関係②
チューリップとウコンの関係② クルクマとサイアムチューリップ ウコンにきれいな花が咲く事をご存じでしょうか。薬用のウコンの他に観賞用のウコンがあり、クルクマの… -
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ハイビスカスの鉢植え:心を火照らせる夏のエネルギー源
ハイビスカスと漢方 ハイビスカスの鉢植えを買いました。 色鮮やかな大輪の花を次々にポンポンと咲かせて楽しませてくれます。 一日で花が落ちてしまうのは残念ですが、… -
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「ごちそうさま」の背後に隠された感謝と思いやり:ご馳走と韋駄天
ご馳走と韋駄天 食事の後に「ごちそうさま」を言っていますか? 博報堂生活総合研究所による2022年の定点調査では57%の人がきちんと「ごちそうさま」と言っているそう… -
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熱中症の漢方療法とツボ:救急外来でのアプローチ
熱中症の漢方とツボ ~救急外来編~ 夏と太陽は大好きですが、今年も暑すぎます。生命の危険を感じます。 6月の後半頃から当院にも熱中症の患者さんが搬送されていま… -
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「お医者さんの本棚」:外科から占いまで、知識の宝庫
お医者さんの本棚 自宅の本棚の整理をしました。 本棚には持ち主の興味や性格が表れると思います。 自己紹介もかねて私の本棚を少し紹介してみようと思います。 医学関… -
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七夕と朝顔:日本の伝説と漢方の関係
七夕と朝顔と漢方のお話 もうじき七夕です。今年の七夕はお天気が晴れて二人が会うことができるでしょうか。 ちなみに七夕に降る雨のことを催涙雨と呼ぶそうです。 日本… -
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ニキビと漢方:五行から見る漢方治療
ニキビと漢方 漢方外来をしているとニキビの相談が時々あります。 今回はニキビのできた場所や色から病んだ五行、五臓を推察し、治療する方法を紹介します。 木火土金水… -
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令和版 葛根湯医者:風邪、頭痛、肩こりから二日酔いまで、『葛根湯をどうぞ』
令和版 葛根湯医者 葛根湯は日本で一番有名な漢方薬の一つです。 江戸時代にも良く使われていたようで、どんな病気にも葛根湯を出す藪医者を揶揄した「葛根湯医者」と… -
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第74回 日本東洋医学会学術総会 2024 (於:大阪国際会議場) で発表をしてきました
第74回 日本東洋医学会学術総会 2024 (於:大阪国際会議場) で発表をしてきました。 痔核手術後の疼痛や浮腫による一時的な便秘に対して、漢方薬を処方する… -
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「良薬は口に苦し」の意味:忠言と治療のバランス
「良薬は口に苦し」と言いますが・・・。 「良薬は口に苦し」という孔子の有名な言葉があります。この言葉は以下のように続きます。 「良薬は口に苦けれども病に利あり…